開閉が複雑な鞄を開けたり閉めたり、靴紐を結んだりする時間。
昔のヨーロッパの人たちはそういう些細な時間も楽しんでいたと聞いた事があります。
それから物凄いスピードで発展を遂げ、便利になって時間に余裕が出来るはずが
そんな事も無く、1日が48時間だったら良いのにと思いながら過ごしています。
靴紐を閉める所作、個人的にはとても大好きですが
気が付くとスリッポンを履く頻度が増えていました。
そんな中出会ったのが、そのみつのタッセルスリッポン。
色々試してきましたがやっぱりそのみつのスリッポンは格別でした。
一枚仕立てで包み込まれるような優しいフィット感。
そして軽くて歩き易く、踵が抜けにくい。
素材はフランス、アルザス地方で作られたユタカーフ。
ロシアンカーフを再現した、菱形の型押しが特徴的な革です。
型押しだと硬いイメージがありますが、オイルがたっぷりなので
とてもしなやかです。
クラシックな趣ながらデニムとの相性も良くて
カジュアルにも使い易いと思います。
革靴は人それぞれの変化があります。
甲の低い、高い人
幅の狭い、広い人
足の形は様々。
自分だけの皺の入り方や色の変化があって
履く度に愛着が湧いてくる。
そんな特別な靴になってくれるのでは?と思っています。
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